2023.11.14社内行事
CHUTSUグループ 第一回 安全大会を開催しました
2023年11月12日(日)。中国通運グループのトラック乗務員を主体とした約70名が出席し、第一回 安全大会を開催致しました。
中国通運グループは安全が何よりも優先されるべきと考えています。それは従業員の安全に限りません。トラックによる交通事故は、場合により人命を奪うことにも繋がりかねません。安全な運行が行われなければ被害者になるだけでなく、加害者にもなり得るのです。改めて安全の重要性を再認識し、会社そして個人のレベルアップを図るきっかけにすることを目的とした大会です。
会の冒頭に代表取締役社長 小坂 和宏より、会社の安全に対する強い思い、そして開催の目的が語られました(写真上)。
続いて東広島警察署 交通課の藤田警部補様より、主に近年顕著な「あおり運転」に警鐘を鳴らす講話をいただきました(写真上)。
次に元・広島県警で交通に長く携わってきた経歴を持つ、中国通運 安全担当顧問により、広島県の交通事故実績を把握し、その上で交通事故の傾向そして事故を防止するための知識と意識の向上を目的とした講習が行われました(写真上)。
後半は2012年12月、東広島市河内町で発生した鉄板荷崩れ事故の被害者のご遺族、松本里奈様から講演をいただきました(写真上)。「加害者も被害者もうまないために」というテーマのもと、事故発生前後のご家族の状況、悲しみ、失った様々なもの、癒えることのない心の傷、葛藤、そして加害者である運送会社との闘い。ご遺族だからこそ語ることができる思いをお話しいただきました。「加害者にならない選択は自分自身でできる」という松本様の最後の言葉に、出席者全員が改めて安全な運行が重要であるかを再認識したのです。
そして先日、優良ドライバー社内表彰を受賞した2名のドライバーから、声高らかに安全宣言が述べられ、第一回の安全大会は幕を閉じました。(写真上)
「意識が変われば行動が変わり、行動が変われば習慣が変わる」
中国通運グループのトラック乗務員の更なる意識向上に繋がった、このたびの安全大会となりました。